100VA~50kVA 耐熱クラス:B

TSVシリーズ

三相電源回路から単相を取出すことができる変圧器です。 tsv001
変換方式は大きく分けて2種類になります。

1.スコット結線変圧器
 出力の2回路にそれぞれ同容量の負荷を接続する事により変圧器の
 入力電流が等しくなり三相電源の平衡が得られます。

2.逆V結線変圧器
 出力は単相1回路で二線式や三線式など様々な回路選択ができ
 単純な出力回路で配線のわずらわしさがありません。

tsv003

容量
(kVA)
W
(mm)
D
(mm)
H
(mm)
質量
(kg)

3
370
220
285 45
5
370
250 285 80
10
430
270 470 110
30
500
380 490 200
50
540
400
590
300

 

■スコット変圧器
<結線図>
TSV32

 

 

 

 

 

 

 

 

スコット変圧器の容量計算は、定格二次電圧×定格二次電流×2回路分です。
注1)二次側に接続する二つの単相負荷(u1-v1とu2-v2)は等しくなるよう考慮願います。
   単相負荷が平衡していれば三相入力電流も平衡になります。

注2)使用に制限がありますが、次のような接続方法で使用することもできます。
・単相負荷で片側(u1-v1またはu2-v2)のみ使用した場合は定格二次電流以下であれば使用可能です。
・二次側のu1-v1またはu2-v2の負荷バランスがとれない場合でも定格二次電流以下であれば使用可能です。
・二次側回路には位相差が90℃あります。u1とu2を接続し(直列状態)v1-v2間に一つの負荷を接続した場合、
1回路分×√2倍の両端電圧を得ることができます。ただし二次側電流は定格の30%以下に減じて使用してください。

※以上の使用方法は、三相入力電流が不均衡となりますので注意してください。
※u1-v1とu2-v2の並列接続は異常電流が流れますので絶対に行わないでください。

■逆V変圧器
<結線図>
TSV_31

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆V変圧器の容量計算は、定格二次電圧×定格二次電流です。
注)V相には三相一次電流の約2倍の電流が流れ不均衡になります。電源容量、配線材の選択等注意が必要です。
(例)一次電圧が3φ200V, 二次電圧電流が1φ100V/100Aの場合の 容量と概算の三相一次電流を求めます。
    変圧器容量 = 100V×100A = 10,000VA つまり10kVAとなります。
    U相、W相の三相一次電流 ≒ 変圧器容量(VA)÷一次電圧(V)÷√3 = 10000÷200÷√3 ≒ 28.9A
       V相の三相一次電流 ≒ 28.9A×2倍 ≒ 57.8A