変圧器の製造、検査関連向け

◆概要・用途
・変圧器類の各巻線間・層間などの絶縁強度を試験できます。
誘導耐電圧試験とは、無負荷電流が過大となるのを防ぐため、
定格周波数よりも高い周波数で高い電圧をかける試験です。
JISC4304,4306、JISE5007などに規定されています。
・2V2F（2倍の電圧を2倍の周波数で印加）や規格ではありませんが2V5Fがよく用いられます。
・変圧器の二次側を解放し、一次側タップへ一次側定格電圧の2倍の電圧を印加します。
この時電圧だけ2倍にすると鉄心が飽和し、電線が短絡してしまう恐れがあるので、周波数も2倍にします。
2V5Fの目的として、絶縁劣化は印加する電圧と周波数と時間の、高さや長さが影響します。
周波数を高くして試験条件を厳しくする事により、加速試験が行えます。

◆製品紹介

誘導耐電圧試験用電源	誘導耐電圧試験器
本装置は、250V/30Aで大容量で、 大型のVTの試験に最適です。	本装置は、周波数を50～400Hzまで可変可能で、 試験電圧は最大400V品、1200V品、2000V品など、 実績がございます。

耐電圧試験器（TWV-552）	耐電圧試験器（TWV-551）
本装置は、試験電圧5kV、 遮断電流最大120mAの耐電圧試験装置です。 絶縁抵抗試験機能も備えています。 標準在庫品です。 現在の在庫状況は こちらをクリックしご確認下さい↑	本装置は、試験電圧5kV、 遮断電流最大120mAの耐電圧試験装置です。 標準在庫品です。 現在の在庫状況は こちらをクリックしご確認下さい↑

誘導耐電圧試験器

本装置は、180Hz，0～220Vの電圧を発生し、 誘導耐電圧試験を行うものです。 内部は、定周波定電圧電源、 モーター駆動電圧調整器及び遮断・制御回路により、 構成されております。