交流耐電圧試験器

◆概要
  本装置は、商用100Vを0~10KV又は0~20kVに昇圧し、
  絶縁破壊試験を行うものです。
  3回路の試験が可能で遮断は個別に行われます。
  出力電圧は、モータ駆動電圧調整器により可変し3回路に均一に印加されます。

◆特長
  (1)3回路同時試験が可能で、試験時間を短縮できます。
  (2)出力電圧10kV/20kV切替により、幅広い試験が可能です。

◆製作仕様例

図番 TS-EB0237
入力 AC100V 50/60Hz
出力電圧 AC0~20KV / 0~10kV 高電圧側は3回路共通端子
遮断電流 5mA-10mA ×3回路 検出端子は3回路独立、設定は共通操作。
昇圧速度 電圧レンジ 速度設定(V/秒)
固定レンジ ボリューム
20kVレンジ 250 500 1k 2k 250~2k
10kVレンジ 125 250 500 1k 125~1k
   誤差:±20%
電圧計 デジタル99.99kV 誤差:20kV±1.5% ×3回路
遮断時は、ホールド表示。ストップスイッチを押すとリセット。
BCDデータ出力×3回路
自動操作 スタートと同時に昇圧、試験チャンネルが全て過電流になると
出力を遮断して電圧調整器の目盛りが0位置まで戻ります。
手動操作 スタート後、アップ/ダウンスイッチにより電圧設定。
寸法 W600×D800×H1500
但し突起部含みません。
質量 約150kg
その他 自動・手動操作可能
出力端子は、裏面。カバー付。
回転灯用コンセント×1組(出力中にAC100Vを出力します)