◆概要GF0072A
本装置は周波数可変、出力電圧可変の定周波定電圧電源です。
モータ評価用電源として最適です。
 ・出力電圧最大700V
 ・周波数は20Hz~120Hzまで可変
外部制御インターフェースとして、RS-232Cを標準装備しています。

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◆仕様

一般仕様  図番 PS-GF0072
外形 W800 × D977 × H1380 (mm)
質量 約 775kg
安全保護 入力:過電流・過電圧・不足電圧
出力:過電流・過電圧
その他:過温度
冷却方式 強制空冷
入力仕様 入力電圧 3φAC200V±10%
入力周波数 50/60Hz
入力容量 80kVA以上の設備容量が必要
出力仕様 出力形式 三相4線(スター結線)
出力レンジ切換 350Vレンジ/700Vレンジ
電圧 0~350Vrms 0.1Vrmsステップ(350Vレンジ)
0~700Vrms 0.1Vrmsステップ(700Vレンジ)
 ※電圧は線間電圧値
定格出力電流 最大100A(350Vレンジ)/ 50A(700Vレンジ)
出力容量 60kVA
出力周波数 20.0~120.0Hz 0.1Hzステップ
電圧安定度 ±2%(フルスケールに対して)
効率 約85%
波形歪率 5%以内(線形負荷時)
その他

突入電流(モータ類の起動電流)

過電流に対しては3通りの保護を備えています。
①定電流制御(CC):
 連続的に定格電流(実効値)を超える電流が流れようとした場合に、
定電流になるように出力電圧を垂下させます。(100msec 程度の遅い制御)
②ピークカット:
 クレストファクタ約3を超えるピーク電流に対しては、ピーク電流をカットし、
出力波形はピークがつぶれますが、継続的に出力します。これにより、モータの突入電流などを流しながら、起動が可能な機能となって います。
③過電流保護(OC):
 瞬時過電流(短絡等)に対しては、約5msec 出力を停止させ、再度繰り返し出力をします。5回リトライをしてもこの状態を継続した場合、復帰不可能な異常と判断し出力を停止します。
トランスの突入電流など、単発の過電流でも電源が停止しない機能です。
これらの保護により、装置が破損にいたることがないよう設計されています。