◆概要
本負荷装置は、系統連系試験用の単相3線/三相負荷装置で、抵抗負荷・誘導負荷・容量負荷を選択出来ます。

JET認証試験(系統連系保護装置等の試験方法通則)やJIS C 8963「系統連系形太陽光発電システム用パワーコンディショナの単独運転検出機能の試験方法」の負荷条件に準拠した物として、回転機を無負荷で運転し、RLC 負荷を調節してP、Q連系点での潮流が最小になる条件とした後、単独運転を検出して(受動的方式・能動的方式)ゲートブロック機能動作確認、また復電後の一定時間再並列禁止動作を確認する試験にも対応可能です。

◆特徴
(1)燃料電池発電システム、太陽光発電システム用の系統連系インバータなど、パワコン等の負荷試験用途に最適です。
(2)単相3線/三相切替、50/60Hz切替可能があります。
(3)RS-232Cのコマンドや接点信号などにより、リモートコントロールも可能です。
(4)短絡用抵抗も実装されております。

◆製作仕様例

仕様   EA0122_2
図番 TS-EE0122
負荷入力 相線式 単相3線/三相4線
電圧範囲 AC200V~230V周波数:50/60Hz
負荷回路 ①  抵抗負荷(合計11kW)
  固定負荷 0.1kW+0.2kW+0.3kW+0.4kW
+1kW+2kW+3kW+4kW
   微調整負荷 25~200W
②  誘導性負荷(合計1kVar)
   固定負荷 0.1  kVar+0.4kVar+0.5kVar
   微調整負荷 25~200Var
③  容量性負荷(1kVar)
    固定負荷 0.1 kVar+0.4kVar+0.5kVar
   微調整負荷 25~200Var
④  短絡負荷 単相:連続50A,短時間500A(1秒以内)
三相:連続30A短時間300A(1秒以内)
⑤  回転機負荷 :慣性モーメント0.03N・m
冷却方式 強制空冷
設置方式 屋内設置型
外形・寸法 W750×D1200×H1600(但し、突起部は含まず)